女性が知るべき精子の老化
精子の老化を知っていますか?
卵子の老化は良く取り上げられると内容ですが、パートナーである精子も老化するのが事実。
女性に比べると、男性のほうが高齢でも子供を授かっているのは事実ですが、35歳をさかいに精子も老化していくことが
研究データからも話題にあがりつつあります。
精子の老化とは、機能の低下!運動率や受精率がさがっていることを表します。
精子の老化を防ぐ方法
精子の老化は、精巣で精子が作られた時からはじまります。
精巣でできた精子は、その通り道である精巣上体→精管→前立腺にいる間に老化していきます。
射精された後からとイメージされますが、カラダの中にあるうちから老化が始まるのです。
放出されなかった精子は寿命がくれば、カラダに吸収されていきます。
老化を防ぐ方法の一つとして、射精回数を増やすことがあげられます。
禁欲して精子を出さないと、精子はどんどん老化していくことになります。老化がすくない精子を新しく作り続ける
ためには、射精を増やして精子を入れ替える必要があるのです。
米国生殖医学会のガイドラインには、「排卵日などに関わりなく、毎日もしくは2日に1度のセックス」がすすめられています。
男性不妊カウンセリングルームからみなさんへ
米国生殖医学会ガイドラインのように、2日に1回のセックスは二ホンでは難しいとされています。
そこで考えなくてはいけないのが、「パートナーのマスターベーション」についてです。
男性不妊の施術で当院に来たみなさん、全員にお願いしているのが「射精回数を増やすこと」です。
2日に1回を目標にしていただき、来院時にどれくらい達成できたか確認させていただいています。
射精回数を増やすことは、精子老化を防止するためにも必要なことです。
パートナーの協力が必要になりますが、タイミングやその日の気分や体力もあり性交を持てないことも多いはず。
そこで考えないといけないのは、パートナーのマスターベーションです。
夫のマスターベーションを不快に思う人もよく聞きます。
・「私がいるのに」
・「私じゃものたりなり」
と感じて落ち込まれる人もいると聞きます。不妊治療中はそれを強く感じてしまうこともあると思います。
ただ、理解していただきたいのは「セックスとマスターベーションは別物」ということです。
マスターベーションを浮気のように感じてはいけません。精子の老化を防ぐことや、射精をするこで血管を拡張し血行を良くする役割もになっていることから、健康状態を良くすることにつながります。
射精がになう役割を理解すると、パートナーのマスターベーションも不妊治療には大切なのことの一つ。
このことも女性の皆さんに考えていただければ、2人の不妊治療を前にすすめることのつながると思います。
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