多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の鍼灸
卵巣の中に未成熟な卵胞がたくさん出来ている状態。
それにより、毎月1つ排卵されるはずの卵が、成長が遅い為に排卵されず、卵巣の中に残ってしまう状態になります。
若い女性の排卵障害の原因のひとつで、卵子の元となる卵胞が発育するのに時間がかかり、排卵しにくい状態になります。
多嚢胞性卵巣症候群による妊孕性の低下
正常な排卵が起こりにくいため、月経不順となったり、不妊傾向になります。
自覚症状として、生理周期が35日以上ある、以前は順調だった生理周期が不順になってきた、ニキビが増えた、毛深くなってきた…など。
・月経不順や無月経、無排卵月経、月経周期が35日以上
・男性ホルモン増加により、多毛や声の低音、ニキビなど男性的特徴がみられる
・血糖値や糖代謝に異常
・肥満
・黄体ホルモン分泌異常による月経過多、不正出血
・卵巣を超音波音波で見ると、小さな卵胞がたくさん連なっているようにみえる(ネックレスサイン)
はっきりとした原因はわかっていませんが、脳から分泌しているLH(黄体かホルモン)と血糖値を下げるインスリンの作用で卵巣内の男性ホルモンが高くなっていることが原因と考えられています。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の鍼灸治療
月経不順(初潮から、定期的に月経が来たことがない)で婦人科を受診。
エコーでネックレスサインがみられ、PCOSと診断、医師に鍼灸を勧められ、当院を受診されました。
初診時から1ヶ月後に月経開始
その後34日後に2回目月経
初潮から続けて、生理が来たのは初めてとのこと
仕事も忙しく、交感神経優位の状態で体の緊張も強く、鍼灸治療により、自律神経のバランスが整い、血流が改善されホルモンバランスが整ったのではないかと思います。
初潮から続けて、生理が来たのは初めてとのこと
仕事も忙しく、交感神経優位の状態で体の緊張も強く、鍼灸治療により、自律神経のバランスが整い、血流が改善されホルモンバランスが整ったのではないかと思います。
西洋医学では、排卵障害があるため排卵誘発剤を使用しますが、これは根本治療にはなりません。
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