不妊鍼灸Q&A
タイミング法に関するご質問
治療はいつごろから始めるのがいいですか?
いつでも大丈夫です。当院に来られている方は、病院に通っている、まだ何もしていない、これから不妊治療を始める、いろいろなタイミングで通院されています。
人工授精、体外受精の方もいらっしゃっており、採卵や移植に合わせて治療を受ける方も多いです。
どのようなかた(年齢は?)が通院されていますか?
1番多いのは30代後半のかたです。
30代~40代以上の妊娠したい方、2人目不妊の方もいらっしゃいます。
どれくらいのペースで通院するのがいいですか?
詳しくはお身体の状態をみてから決めますが、1週間に1回程度をお勧めしております。
採卵、体外受精を近日に控えている方は、治療日をこちらでしてさせていただく場合や、日にちをつめて通っていただくこともあります。
病院(クリニック)に通いながら鍼灸治療はできますか?
9割のかたは、病院(クリニック)に通いながら鍼灸治療を受けられています。
病院でホルモンや血液検査の状態をみたほうが、今の体、子宮環境の状態を確認でき、効果的な治療ができると思います。
人工授精に関するご質問
人工授精はどんな方法ですか?
調整した精子を子宮に直接注入する方法です。
注入する部位によって名前があり、
子宮腔の場合を IUI
子宮頸管の場合を ICI といいます。
人工授精のポイントは?
人工授精のタイミング、精子調整法、注入手技の3つがポイントです。
排卵に近い時期、できるだけ多い精子、子宮に確実に注入することが重要です。
人工授精の妊娠率は?
年齢や、実施する施設のデータによっても、妊娠率は変わってきますが、タイミング法の約2倍。
ARTの4分の1という報告もあります。
何歳まで可能ですか?
人工授精や体外受精は、45歳以上になると流産率もあがり、妊娠する可能性は1桁ぐらいという見解があります。高齢出産が増えている現在は人工授精よりも、はやく体外受精に移行する傾向が強くなっていることからも、早めに人工授精や体外受精をスタートすることも考慮しなくてはいけません。
タイミング法から人工授精に移る時期は?
これも年齢や、治療の進み具合で変わってきますが、タイミング指導に 妊娠率は4ヶ月ぐらいから下降する傾向もあり
3ヵ月~6ヶ月というすすめかたがよく聞かれます。
体外受精に関するご質問
体外受精はどんな方法ですか?
体外受精は、精子、卵子を体外に取り出し、培精を加え、受精卵(胚)の培養を数日間行い、子宮に胚を戻す方法です。
体外受精のポイントは?
通常、卵管でおこる受精を体外でできるようにしたもので、卵管に不妊の原因があるものや男性不妊などの原因に対処できる可能性が高くあります。
体外受精の欠点は?
卵子の質が劣化してくる30代後半からの妊娠率は低下し、45歳以降の妊娠率はかなり低いとされています。また、回数が増えるほど妊娠率は低くなります。重症男性不妊の場合は、顕微授精に移行する場合もあります。また、保険適用がなく、回数を重ねるとかなり高い費用が必要になるデメリットがあります。
何歳まで可能ですか?
体外受精にかぎりませんが、40代になると妊娠率はかなり低下するといわれており、40~45歳以上になると流産率もあがり、妊娠する可能性は1桁ぐらいという見解があります。
体外受精にステップアップする時期は
不妊原因を特定することが大切です。女性の場合、卵管閉鎖があること、男性の場合、精液検査所見が不良の場合、早めに体外受精にステップアップする必要がでてきます。高齢出産の場合、大きな原因がなくても、人工授精を3周期行い、結果がでなければ体外受精にステップアップすることも増えています。
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