生理痛に悩まされていらっしゃいませんか？

生理痛に悩まされていらっしゃいませんか？

 

その痛みの原因は、子宮内膜症かもしれません。

 

 

一般女性で5〜10%

不妊女性で20〜40%

と、子宮内膜症の方は少なくありません。

 

特に不妊の女性では子宮内膜症の確率が高く、診断されていなくても生理痛が強かったり、生理のとき以外に不正出血がある方で子宮内膜症の方は多くいらっしゃいます。

 

子宮内膜とは、名前の通り子宮の内側を覆う膜です。卵巣から分泌されるホルモンによって厚くなり、受精が起こらない場合には剥がれ落ち生理のときに経血として体外に排出されます。受精をした場合は子宮に来た受精卵が落ちないように子宮内膜に根を張ります。

 

子宮内膜症は、子宮内膜が子宮以外の臓器に発育してしまう病気です。なので子宮の病気という訳ではありません。

 

よく発育する場所

・卵巣：卵子をもち排卵をする

・卵管：卵子や精子が通り受精をする

・腹膜：臓器の表面を覆う

・直腸：大腸の終わりで肛門に繋がる部分

・膀胱

 

症状

子宮内膜は厚くなったときに受精しなかった場合、生理のときの経血として排出されます。そのため子宮以外に発育した場合にはドロドロとした血液が生理の時期と同時に出血し、その血液が周りに張りつき、血液を排出する動きと連動することで周りが刺激され、生理痛が強くなります。

また、卵巣と卵管に発育した場合、不正出血という生理以外での出血が起こります。

 

腹膜：出血を繰り返すと子宮・卵巣などの組織と癒着をしてしまい不妊へとつながります。

直腸：下痢、血便

膀胱：血尿

卵巣：内側にチョコレートのようにドロドロとした古い血が溜まり袋状となります。これをチョコレート嚢腫と言い、良い卵子が作られにくくなります。チョコレート嚢腫は手術で切除できますが、採取できる卵子の数が減ってしまいます。

 

卵管：卵巣から卵子を受け取り、子宮に入ってきた精子と受精をする場所。卵巣の上を通っています。出血を繰り返すことで卵管が張りつき、卵子が通りにくくなるため取り込まれなくなってしまいます。

 

生理痛は人によって痛みの強さは違います。痛み止めを飲めば大丈夫。ではなく、気になったら一度病院で検査を受けてみましょう。

 

子宮内膜症の状態が酷く、たとえ手術しても、その後も繰り返しやすい病気です。

 

鍼灸治療ではドロドロとした血液が溜まらないように血流を改善し、全身をを温める施術を行います。それにより生理痛も改善されていくと思われます。

 

妊娠や出産後は腎の力が弱くなり、生理不順や生理痛、腰や膝がだるく感じたり、尿を出しにくくなったりします。

こちらの治療も上記と同様、血流を良くし、全身を温めて、子宮や卵巣に栄養が行くよう施術をいたします。

 

お薬や手術以外の方法をお探しの方、また、体質改善をして予防したい方

子宮内膜症だけではなく、毎月の生理痛、生理以外での不正出血などにお悩みの方、鍼灸を試してみませんか？

次の生理ではお悩みが改善されるかもしれません。