不育症のリスク別頻度
流産や死産を2回以上繰り返した場合、不育症の検査がすすめられます。
不育症の原因は大きく分けて4つ!
1、内分泌異常
2、子宮形態異常
3、血液凝固・抗リン脂質形態異常
4、染色体構造異常
しかし、不育症はまだまだ「原因不明」ということが多く、検査をしてもはっきりわからないの現状です。
厚生労働省不育症研究班調査データより改変
1、内分泌異常
甲状腺機能亢進症や低下症、糖尿病など
2、子宮形態異常
子宮のかたちの異常。生まれ持っての先天的のものが多く、自覚症状なし。
3、血液凝固・抗リン脂質形態異常
血液が滞っている状態。血栓を引き起こすため、胎児に栄養や酸素がいきわたらなくなる状態。
4、染色体構造異常
転座といわれる夫婦の染色体異常。受精卵が育たない可能が大。
不育症の克服にむけて
「テンダーラビングケア」=TLCは、「Tender Loving Care」
優しく、愛情を持って患者様に接していくというシンプルな治療法です。
この方法で、妊娠前~妊娠中にこの精神的ケアを行うことで生児獲得率が上昇することが報告されています。
原因不明の不育症におけるTLC(テンダーラビングケア)の効果 | ||
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報告者 | 生児獲得率 | |
TLC施行 | 非施行 | |
StrayーPedersen.B 1984年 |
86% | 33% |
Clifford.K 1997年 | 74% | 49% |
厚生労働省研究班2011年 | 79.4% | 56.9% |
*自由が丘、峯レディースクリニック掲載データ参照
妊娠した女性の4割が流産の経験があり、流産を繰り返す不育症も16人に1人
不育症でも、80%以上の方が出産することができます。
不育症の約半数は、胎児染色体異常を繰り返した偶発的流産です。
その場合は、治療を行わなくても妊娠予後は良好であり、安心して妊娠できる環境を整えることが何より大切です。
不妊鍼灸|鍼灸サロンRicca|東京
リッカの施術は、「鍼灸」によるカラダのケアと、「カウンセリング」による心のケアを行います。
不育症によるストレスは、食欲不振や不眠といった日常生活に支障をきたすことも多く、カラダの負担になります。
安心して妊娠できる環境には、胃腸や生理周期を整える等、カラダの環境づくりも大切です。
心と体を整える施術で、みなさんの妊活をサポートさせていただきます。