生理不順をおこす日常生活
生理とは、子宮内膜が出血をともなってはがれ落ち、体外へ排出されること、
女性のカラダが妊娠できるようにする準備期間です。
生理周期の目安は、25~35日で、生理の始まった日から次の生理が始まる前の日までの期間をいいます。
この日数がながくなった、短くなったりと乱れた状態が3回以上続くと、卵巣機能のトラブルが予想されます。
35歳以降になるとみられる変化
35歳から閉経をむかえる50歳ぐらいまで、月経周期は様々な変化をしていきます。
40歳にむけて、月経周期が短くなり、量が少なくなり、40歳以降は月経回数が2〜3ヵ月に1回になる等、安定した生理が難しくなってきます。
日常生活からくる生理不順の原因>
子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)など、生理不順の原因となる婦人科疾患は多々ありますが、日常生活の中でも生理が乱れる原因はあります。
注意するのは3つ
1、過度の運動 2、睡眠不足 3、体重変化です。
過度の運動
最近、女性もカラダを鍛えて、筋肉質な肉体にあこがれる傾向もあります。
適度な運動はいいですが、過度な運動で筋肉を増やしすぎると、肝臓に負担がかかりホルモンを運ぶ血液の代謝が悪くなり、生理不順の原因にもなります。
睡眠不足
女性ホルモンは、脳の「視床下部」からの指令を受け、卵巣でつくられます。
脳が指令を出す役割をしっかり果たせるような、体内環境上質な睡眠は欠かせません。
睡眠がきちんととれなければ、脳が機能できず、卵巣への指令がでず、生理をコントロールする女性ホルモンがでなくなります。
体重変化
生理の約1週間前から生理中の約7日間は、体が痩せにくい状態になります。
これはホルモンのプロゲステロンが増えるため、水分や栄養をカラダに溜め込みため、むくみや食欲も増える時期です。
この時期は食欲がまし、血糖値が下がった結果、甘い物が欲しくなります。体重が増えても、生理が終われば自然と元の体重に戻りますが、
ダイエットで体重増加を抑えようとしたり、逆に食欲増進で甘いものを食べ過ぎて太ってしまうのも生理不順の原因になります
規則正しい生活が、生理不順解消のポイント
生理不順のご相談、カラダの不調を感じたときは、リッカにご相談ください。