更年期障害の不調を緩和するために

五十肩・四十肩や帯状疱疹後神経痛、高血圧症など、年齢が影響する疾患や不調は数えられないほどたくさんありますが、女性の更年期障害もその代表格です。

個人差はありますが、50歳前後の年齢で閉経を迎え、この閉経の時期をはさんだ前後10年間（一般的に44～55歳ごろ）を更年期といいます。

更年期障害の症状

40歳を過ぎるとエストロゲンという卵胞ホルモンの分泌量が極端に減少し、女性ホルモンのバランスが良好に保てなくなってしまいます。このホルモンバランスの乱れが更年期障害を引き起こすのです。

更年期障害の症状は、身体と心の両方に不調が出て、症状のあらわれ方には個人差があるというのが特徴的です。全く症状が出ない女性もいますし、日常生活がままならないほどのつらい症状に見舞われる女性もいます。

身体的症状

• ホットフラッシュ（のぼせ・ほてり）
• 肩こり
• 頭痛
• めまい
• 腰痛
• 関節痛
• 冷え
• 疲れやすい　など

精神的症状

• 気分の落ち込み
• イライラ
• 意欲低下
• 不眠　など

このようなつらい症状が長きにわたって続きます。女性が最も輝く40代の10年間をホルモンバランスに振り回されて台無しにするのはもったいないですし、不調が続くとうつ病などのメンタル疾患を発症させるリスクもつきまといます。

更年期障害の緩和には鍼灸治療がおすすめ

婦人科などのクリニックでホルモン補充療法を受け、ホルモンバランスを整えて症状を緩和させるという方法もありますが、婦人科を受診することに抵抗がある場合は、鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

鍼灸治療がもたらす効果

鍼灸治療には自律神経を整えて血流の改善を促すとともにホルモンバランスを整える効果があるため、更年期障害を緩和できることが期待できます。血流が改善されると肩こり・冷え・腰痛・眼精疲労・浮腫み・神経痛などの症状が和らぎます。

また、自律神経機能が向上するため精神状態が安定する、新陳代謝が活性化されることで身体がスッキリして軽くなるなどの効果もあります。

更年期障害のお悩みは当院にお任せください

定期的に通えば常に良いコンディションをキープすることができますし、それがモチベーションアップや仕事におけるパフォーマンスアップにも結び付くはずです。

更年期障害の症状には大変個人差があり、症状が1つの方や、複数の症状を持たれる方がいますが、当院では一つひとつの症状ばかりに目を向けるのではなく、全体のバランスを調える治療を行います。

更年期障害のつらい症状は一人で悩まず、鍼灸サロンRiccaへご相談ください。