妊娠と自律神経
なかなか妊娠できないお2人は、器質的な原因がなくても、何らかの原因で妊娠に至らない状態にあります。長い間、高度医療の治療を受けても結果に結びつかなくても、治療をやめたとたんに妊娠したということもよくあるのです。タイミングや受け入れる体の状態、理由ははっきりわかりません。
しかし真面目な方ほど、妊娠したいということに集中しすぎて、仕事モードのように頑張りすぎてしまうことがあります。この時、自律神経のバランスはというと、交感神経が優位になってしまいます。自律神経には交感神経と副交感神経があり、常に変動しながらバランスを保っています。
交感神経が優位の状態は、緊張状態、ストレスがかかって、カラダもこわばり、内臓機能の低下、血流が悪くなるなど、妊娠には向いていない環境です。では、副交感神経が優位であればいい?副交感神経が優位の状態とは、やる気がでない、疲れやすい、だるい、うつ状態や免疫異常を起こして、アレルギー症状が出やすく、自己免疫疾患になってしまうこともあります。
妊活は焦らずに
妊活は集中して頑張りすぎても、逆効果で、なんとも難しい妊活をスタートしたけれど、なかなか結果が出ない・・・そんな時は、一歩引いて自分を見てみて欲しいのです。もし、自分が赤ちゃんになって、お母さんのカラダを選べるとしたら、どんな場所を選びますか?どこであれば順調に育っていける環境でしょうか?私が選ぶとしたら、冷え切った体よりも温かいほうがいいし、気持ちがキリキリして疲れているよりも、ゆったり穏やかなほうがいいなと思います。
そうこの状態は、少し副交感神経が優位な状態です。良質な睡眠がとれ、内臓が順調に働いていて、血流もいい状態。だから、自律神経はやっぱりバランスが重要!自律神経のバランスを整えるには、不安を一人で抱え込まず、どんな赤ちゃんが来て欲しいのか、パートナーの方と、どんな家族になっていきたいのか、お二人で赤ちゃんが来てくれた時の幸せなイメージを共有して楽しむこと、そして、その子が来てくれるカラダ、迎えるための準備を二人でしていくことをお勧めします。
自律神経のバランスを整える10のポイント!
- 笑う(口角をあげる)
- 腹式呼吸
- バランスの良い食事、腸内環境を整える
- カフェイン、アルコールは控えめに
- 頭寒足熱(下半身を冷やさない)
- 寝る3時間前には食事を終え、満腹状態で寝ない
- 湯船に浸かる
- スマホなどを枕元に置いて寝ない
- 休日も起きる時間を変えないなど生活のリズムを変えない
- 朝起きたら、カーテンを開け日光をあびる
妊活についてご相談は当院にお任せ下さい
妊活や自律神経についてお悩みなら当院へお越しください。スタッフが丁寧にあなたのお悩みをお聞きします。当院は症状一つ一つに合った的確な施術方法で、皆様のお悩みを改善致します。
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