妊活とプレ更年期の時期
妊活中のプレ更年期症状に注意
更年期と聞くと、閉経前後に出てくるイメージがあり、平均閉経年齢50.5歳の前後5年(45歳~55歳)を「更年期」と考えています。
プレ更年期は、30代後半〜40代半ばごろといわれており、 卵巣の働きがゆるやかに低下してくる時期にもなります。ライフステージでも大きな仕事を任されたり、年齢による体力低下等、心やからだにかかるストレスが増える世代とも言われています。 そのため、卵巣はまだ元気だけれど、ストレスから女性ホルモンのバランスや自律神経が乱れて、更年期と似たような症状が出てくることがあります。
鍼灸サロンリッカに通われている方も、30代後半から40代前半方の割合が多いです。
30代後半というと不妊治療を受けている方も多く、妊活中に「ホットフラッシュ」などの症状を訴える方もよくみられます。更年期の不調は、「女性ホルモン」の減少が主な原因になります。
プレ更年期は、ストレスからくる自律神経の乱れが原因になるといわれています。
仕事と不妊治療の両立で、忙しさにカラダは緊張状態。
交感神経が優位になり、胃の不調や睡眠不足、のぼせやホットフラッシュもでやすくなります。
不妊治療をはじめると、赤ちゃんのことを一番に考えるので、自分のカラダは後回しにしてしまいがち。
ちょっとしたカラダの不調もケアしていき、妊娠、出産、子育てに備えていくことも大切の妊活です。
プレ更年期のケアに、自宅で行う「セルフ灸」もおすすめ!
ご紹介させていただきます。
「太衝(たいしょう)」
足の親指と人差し指の付け根にあります。
1回、1~3壮を市販のお灸でやってみてください。
お灸は薬局や鍼灸院で購入できます。