不妊治療中に多い頭痛を改善
頭痛の悩む日本人は4000万人以上と言われています。
テレワークが進む今、家でパソコンをする時間が増え、頭痛を感じる人も増えていると思います。
頭痛というと、片頭痛と緊張性頭痛が有名で、このどちらかか、二つの混合タイプの頭痛がほとんどです。
中でも片頭痛は女性に圧倒的に多く、その男女比は何と1:4!
片頭痛は、男性より女性のほうが圧倒的に多く悩まされています。
なぜ、片頭痛の悩みが女性に多いか?
答えは女性ホルモンとの関係にあります!
頭痛はなぜ女性に多い?
その理由は、片頭痛と女性ホルモンが密接に関係していることにあります。
片頭痛のメカニズムは脳の血管が広がり、脳内の三叉神経が圧迫することでおこります。
脳の血管を広げるセロトニンの分泌量が急激に増減することが要因になります。
そのセロトニンは女性ホルモンのエストロゲン分泌量に合わせて増減する傾向にあります。
不妊治療中に頭痛を訴える人が多いのも、ストレスで女性ホルモンのバランスが乱れることでセロトニンの分泌量も乱れ、頭痛が起こりやすくなります。
月経周期の中で考えると、エストロゲン分泌量は、排卵日と月経開始期に急激に低下します。エストロゲン分泌量の急激な変動が大きいこの時期に頭痛が頻発します。
カラダとココロのストレスをとることが頭痛解消につながる。
お灸で頭痛改善!
頭痛によく使用する「合谷(ごうこく)」という鎮痛作用が高いツボがあります。
自宅で1回から3回、このツボにお灸をしてみてください。目安は、温かくて気持ちいいお灸です!
生理前後の頭痛は血管の拡張による痛みなので、動いて血管が拡張されて痛みが増加する可能性があります。
お灸をして安静にすることをお勧めします。