おうち時間の疲れを取ってくれるツボ
合谷(ごうこく)
【効果】疲れ目や肩こりなどの症状に効果的です。顔まわりの血行もよくします。また「合谷」のツボを刺激することで、自律神経の乱れを正常に戻し、気持ちを落ち着かせることができます。
疲れやストレスなどに万能のツボともいわれています。
【場所】手の甲の、親指と人さし指の骨の交わったところからやや人さし指側のへこみ部分。
三陰交(さんいんこう)
【効果】冷えやむくみの改善、生理痛の緩和、骨盤内の血流アップ、陣痛促進など、女性に役立つさまざまな効果が期待できます。
三陰交の意味について
三陰交には、肝・腎・脾の3つの経絡が交わっている場所という意味があります。
東洋医学で「肝」は、筋肉や血液をつかさどるところ。また「腎」は生命力の根源とされ、水分代謝の役割をしているところとされています。
そして「脾」は消化器のことをいい、体に栄養を補給する重要な働きを担っているとされています。
この重要な3つの経絡が交わっているのが「三陰交」。そのため、ここにお灸やツボ押しをするだけで多くの不調の改善効果に働いてくれる、万能のツボといわれているのです。
【場所】足の内側のすねねきわにあり、くるぶしの頂点から指幅4本分の位置にあり、押すとジーンとするところ。
神門(しんもん)
【効果】精神的な緊張をほぐし、イライラや不安感を和らげてくれます。気持ちの切り替えをスムーズにしたいときにおすすめです。眠れないとき、動悸が気になるときにも。心の安定のツボと言われています。
【場所】手首の内側。小指側のシワの上にある筋(尺側手根屈筋腱)の内側(親指側)のくぼみ。
湧泉(ゆうせん)
【効果】生命の元となる気が湧き出て、体のだるさや疲れを取ります。おなかの冷え、不眠にも効果があります。
【場所】足裏からかかとまでの約1/3で足の指をギュッと曲げた時に凹むところ。
最後に…
体の不調を感じている方は、ぜひこれらのツボにお灸を据えたり、押したりしてみてください✨
ツボ押しの場合はイタ気持ち良い程度にゆっくり押してみてくださいね。
お灸は滞りがある方ほど熱さを感じにくいかもしれません。そのようなツボには3回まで据えて大丈夫です。
また、質問などある方は個別に受け付けていますので、スタッフまでお問い合わせください。
今だからこそできること、1日の終わりにご自分の体と向き合う時間でもあるリラックスタイムを作ってその日のうちに疲れを取り、
もう少し長引きそうな自粛生活を乗り越えましょう👊✨