「冷え」からくる「生理痛」
これから気温が下がり、冬本場がちかずくにつれ、「冷え」を感じることが増えていきます。
冷えだけでなく、月経痛などトラブルも一緒に出てくる場合もあります。
当院に通院中のかたで、月経痛を訴える方は冷え性のお悩みもある人がよく見られます。
「月経痛あるタイプの冷え性」
月経痛を伴うタイプの冷え性は、血流の滞りがあり、
それが続いて身体全体の働きも低下している状態です。
手足の先の血流循環が悪く、血がたまった結果(お血)、月経痛や肩こり痔などの症状が現れてきます。
唇が黒ずんだり、月経血に塊が見られたりすることもあります。
お血が下腹部にある場合は、その部分が冷え、冷えが強いと痛みも伴います。
お血による冷えは、ゆっくりよく噛んで食べること、また腹八分目にすることが大切です。
適度に身体を動かして、過労には注意しましょう。
当院では、自宅でできるセルフケアの方法としてお灸を勧めています。
おススメのツボを紹介しますので、ここにお灸をしてみてください。
「関元」
腸の働きを促し、血の生成にも影響を与えています。
血液の循環を促し、身体を温め、冷えを改善します。
お血による月経痛も下腹部が温まり、生殖器、泌尿器系の不調が改善されます。
ツボの場所:おへそから指4本分下。
季節が変わるころは一番身体の変化も敏感になり、体調を崩す方も増えていきます。体調が悪くなる前に自分でケアしたり、鍼灸治療で身体のメンテナンスをすることでスムーズに身体が順応していきます。冷えや月経痛にお悩みの方、ご連絡ください。
東京都港区白金1-28-18-2
TEL 03-3445-1189