男性目線の不妊について

松重豊さん、北川景子さん主演で10月4日からロードショーになります。
男性側からの不妊を中心にかかれた、とても珍しい作品だと思います。
この映画の原作は2012年6月の出版ですから、今から7年前の不妊治療について書かれています。
そのころを想像すると、「イクメン」、「妊活」という言葉も注目されてきていましが、まだまだ、男性にとっての不妊はハードルが高かった記憶があります。
不妊治療を担当する病院の多くは産婦人科になります。
文中でも精液検査をする場面で、精液採取にトイレで射精してきてもらうというシーンが出てきます。
言うまでもなく男性にとって精神的苦痛をともなう行為ですが、
こういった現実を知らない人も多いのではないでしょうか。
実際の不妊鍼灸
どれくらい治療を続けたら、妊娠・出産するのか?
ゴールが見えないのが不妊の現実的な特徴です。
数年、高額な費用がかかる場合もあり、気持ちが落ち込むことも多くなります。
そんな時、特に男性の方に読んでいただきたい作品です。
男性不妊を前面に出して、夫側の気持ちをつづった本はとても珍しく、
不妊治療に対する素直な感情が描かれているので、共感できる人はたくさんいます。
これから子づくりを考えているかた、現在不妊治療中のかた、不妊治療を休んでいる方。
色々な目線で見た作品の感想を聞いてみたいですね。
私も劇場で見ようと思います。