多嚢胞性卵巣症候群
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS:polycystic ovarian syndrome)とは、超音波で卵巣を見ると排卵前の小さなのう胞が片側に10個以上見られ、無排卵や無月経、稀発月経の原因になります。
多嚢胞性卵巣症候群の原因
血中の卵胞刺激ホルモン中LH(黄体化ホルモン)の値が血中FSH(卵胞刺激ホルモン)より高くなり排卵がうまくできません。また、血糖値を下げるインスリンの代謝異常により男性ホルモンの血中テストステロン値が高くなるることで卵胞の発育を抑制し排卵の妨げや男性化兆候が見られることもあります。
多嚢胞性卵巣症候群の自覚症状
①月経周期が長い
②やや毛深い
③肥満
④ニキビ
西洋医学の治療
①経口の排卵誘発剤で排卵を起こさせる
②FSHの注射による排卵誘発
③腹腔鏡下卵巣多孔術
④カウフマン療法や低用量ピルでの月経コントロール
⑤耐糖能異常に対して糖尿病薬治療
Riccaの鍼灸治療について
・腎虚
・痰湿
・気滞血瘀
・免疫処置
・下垂体ホルモン調節治療
・甲状腺ホルモン治療
・糖代謝治療
・骨盤血流調節
・ファスティング指導、食事指導
pcosの方は妊娠してからも妊娠糖尿病などの合併症のリスクが高いため、妊娠前からのお食事、生活習慣の見直しや、妊娠中の健康管理が必要です。Riccaでは、妊娠だけでなく、妊娠前妊娠中と体調管理をさせていただきます。