更年期は、
閉経の前後約10年間
(一般的に45〜55歳ごろ)を
指します。
この時期は、
「ホルモンバランスが変化する時期」
卵巣の機能が弱くなり
女性ホルモンの分泌が
急激に減っていく時期です。
ホルモンバランスの変化
更年期の主な変化は
2つのホルモンに関係します。
① エストロゲン(卵胞ホルモン)
女性らしさを保つホルモン。
月経のリズム、
子宮・骨・皮膚・血管などの
健康を保ちます。
② プロゲステロン(黄体ホルモン)
妊娠をサポートするホルモン。
40代前半ごろから先に減少しはじめ、
更年期には0になっていることも。
この2つのホルモンのバランスが
崩れることで、
自律神経や感情の変動、身体の不調が
出やすくなります。
更年期の代表的な症状
○ホットフラッシュ
(ほてり・のぼせ・発汗)
○動悸・息切れ
○イライラ・不安感・落ち込み
○肩こり・頭痛・めまい
○睡眠の質の低下
○肌や髪の乾燥
○体重増加・代謝の低下