体外受精 着床前後の鍼灸
当院では、体外受精での治療をしている方に向けて、
授精卵の移植前と後に着床環境を整える鍼灸を行っております。
着床前は、緊張のためストレスを溜めている患者様が多くいらっしゃいます。
体が緊張することで、血流が悪くなるとも言われています。なので、鍼灸治療で心と体がリラックスするように施術を行っております。
移植後の治療効果は、アメリカの生殖医療学会でも発表されており、26%の妊娠率が鍼灸治療後46%へ上がったという報告もあります。
移植後に心身ともにリラックスした状態で過ごせることができ、鍼灸治療を行うことで体、特に骨盤内の血流を上げる効果がり、冷えの予防もできると言われています。
「どのタイミングで鍼灸を受ければいいですか?」
移植後の鍼灸治療を受ける目安は、
二日目胚(4分割)の場合:3~4日後
三日目胚(8分割)の場合:2~3日後
胚盤胞の場合:当日
となっています。移植後は時間を作り鍼灸治療を受けることをお勧めします。