片頭痛と月経不順の関係
季節の変わり目に出やすい片頭痛!
片頭痛は、発作性にでる頭痛で、脈拍と一致したズキズキした痛みや気持ち悪さ、吐き気を伴うこともおおい頭痛です。
頭痛が出る場所は、左右いずれかのことが多く、日によって痛みの場所が変わることも!
女性に起こる割合が多く、男性の2~3倍の頻度と言われ、約8人に一人の女性が経験するようです。
この片頭痛、初経前に起こることはほとんどありません。
片頭痛で悩む女性は、初経以降に症状がでてきます。しかも月経に関連して起こることが多いことから、「エストロゲン」との関連がよく指摘されています。
月経時、エストロゲンのでる量は少なくなります。この時期に偏頭痛のでる頻度は高くなります。
妊娠するとエストロゲンの量は増えるので、頭痛が改善することが多いと報告されています。
逆に出産で、エストロゲンを出す、胎盤が排出されると、エストロゲンは急激に低下することから、片頭痛が産後1ヶ月以内に再発する頻度が高いとも言われています。閉経をむかえる更年期にも、同じようにエストロゲンが低下するため、片頭痛のでやすい時期です。
エストロゲンがなぜ片頭痛と関連するのか?
具体的な理由は、まだよくわかっていません!
鍼灸サロンRiccaに不妊治療で通われている方でも、生理不順が改善すると片頭痛も良くなると報告をいただいています。
鍼灸治療以外にも、自宅でできる対処方法も試していただいてます。
もし片頭痛が起こってしまった場合には、
・こめかみを冷やす
・早めに横になる
・スマホやパソコンなどをせず、光や騒音をシャットアウトする
手軽にできる方法ですが、これだけでも症状が軽くなる人は多いです。
さらに、お灸も効果的です!
頭痛でよく使うツボに「合谷」(ごうこく)があります。
親指と人さし指の付けね部分を押して、気持ちいいところにやってみてください。