女性の生理不順について
スタッフの嶋田です
生理痛があるのが当たり前だと思っていませんか?
私も以前までは生理痛があるのが当たり前だと思って気にしていませんでした。
周りの人とも、生理痛がどれくらい重い、ひどいなどの話は一切したことがなく、
周りと自分とを比べることもありませんでした。
その人の痛みの感じ方にもよりますが、本来は生理痛がないのが普通と言われています。
今回は生理痛がひどい時になってしまっているかもしれない疾患について紹介します。
これは私の話です。
私が初めて生理が来たのが中学1年生の時でした。
生理が毎月来ると1日目2日目は我慢できない痛みで保健室に運ばれることもありました。
毎回のように痛み止めを飲んで生活していました。ですが、私は生理不順がなく、いつも28日周期で生理がきちんときていたので何の問題もないと決めつけていました。
それから数年経ち、専門学校に通っていた22歳の時に生理でもないのに急な下腹部の痛みで気を失いました。その後病院に行くと、卵巣のう腫、子宮内膜症と診断されました。
すぐに手術を受けた方がいいということで1か月後手術を受けました。
卵巣のう腫は縦5センチ横8センチもあり、いつ破裂してもおかしくない状態だったと言われました。発見が早くて本当に良かったと思いました。
私のようにたまたま見つかるケースはとても少ないようで、
生理痛が重たかったのは、卵巣のう腫、子宮内膜症のせいだったことも後にわかりました。
そのまま放っておいたら破裂して他の臓器にも異常が出てしまったかもしれないですし、
片方の卵巣を取らなきゃいけなくなってしまったかもしれません。
気づくのが遅くて卵巣を取らなくてはいけなかった人も多いとききました。
私は今回の経験から、生理痛があること、生理不順がある事が当たり前ではないことをしりました。
今、生理痛、生理不順で悩んでいる人がいたら、一度婦人科で診察を受けることをお勧めします。
その診察が将来の自分に大きく関わってくるかもしれません。